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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第19章 赤い夫との出会い



そしてあっという間に月日は流れ私は2年生になった。

「美桜!クラス張り出されてるで!!」

希美が手を振りながら私を呼ぶ。

『ほんまや。何組やろ』

希美は横で背伸びをしながらプルプルと震えている。

『……私が見よか?』

「…………お願い……します」

希美は背伸びをやめて少し項垂れる言った。

『いいよいいよ。ちょっと待ってな……』

私は背伸びをして希美と私の名前を探した。

『あ、希美のあったよ。1組』

「そこに美桜の名前ある!?」

『…ないな。東……東…………』

私は自分の名前を探す。

『あった……。6組だ』

「頭良いクラスやん!?え!?」

ここ、洛山高校は7組まであって6と7組は俗に言う特進と呼ばれるクラスだ。6と7組は難易度もだが、研修旅行の行き先が他のクラスとは違う。

『なんで特進に……』

「美桜いい点取ってたからなー。他誰か6組にいる?」

『赤司くんがいる………』

「俺が何か?」

!?!?

私はビクッと肩を震わせゆっくりと後ろを向いた。

『あ、赤司くん……。あの、今、同じクラスの人誰かの話してて、赤司くんと同じクラスやからその話してただけやで?』

「なるほど、そういう事か。よろしく。東」

征十郎はゆっくりと私の前へと手を差し出した。
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