第4章 運動神経無いだけで
「ああっ…はぁっ…はぁっ…」
「まだ終わって無いよっ」
「まっ…もう無理っ…んあぁっ!」
さっきイったばかりなのに、エリックは動きを止めようとしない。
「んぁあっ! あぁっ…はあぁっ! あぁぁっ! んああぁぁっ!!!」
2度目。
「はああぁんっ! ああっ! …ダメっ…ダメえぇえっ!!!」
3度目。
「あっ…ああぁあっ…おかしく…なっちゃうよおぉ…もういやあぁぁっ…」
もう何度イったか分からなくなってきた。腰はガクガクと痙攣し、意識が飛ぶのも時間の問題かもしれない。
「もぉ無理だって……」
「……」
「…………?」
エリックは急に動きを止め、口を閉ざした。私は驚いてエリックの方を見てみる。
「ごめんね…。俺も、もう無理…っ」
「えっ…あっああぁあぁぁっ!!」
すると私はヒョイっと持ち上げられ、再び降ろされたかと思うと、エリックのモノがすぐに入って来た。
「んぁぁあっ…あぁっ…!」
「麗華ちゃん…きつっ…」
少しの間止まっていたが、すぐに動き始めるエリック。
「あぁあっ! だっ…めっ…! んあぁんっ!」
体勢的に、的確に奥まで入ってくる。
突かれるたびに大きく反応をしてしまい、エリックをさらに興奮させているようだった。
「んあぁあぁっ…! 奥いやぁっ…強く…突かないでっ…!」
「それは奥をヤって欲しいって言ってるようなものでしょっ」
その言葉通りに、エリックが動きを大きくしてみせる。
「はぁんっ! あっ! いゃっ! イクっ…! あぁあっはあぁんっ!!!」
私は腰を大きく反らせながら痙攣しイった。
「早くない? 麗華ちゃん…イっちゃうの」
「はぁっ…あぁっ…。エリックが……」
息を整えてエリックを睨んでみるが、顔が赤いのでほとんど効果は無いようだ。