第6章 ぷらすれっすん♧
云われながら手が下半身に伸びてきて流石に手首を掴む。
「ソコは自分で洗います!」
「だーめっ」
いたずらっぽい声で及川さんが云って私を片手で羽交い締めにして片方の手で足を開かせる。
「ねぇ、予想外なんだけど、お前サ、これ、なに?」
だから見せたくなかったのに!
私の家系は…毛が薄い。
頭髪はそうでもないけど、アンダーヘアが薄い。
成人を目前にした今でさえ冬の芝生の様なつつましい私のそこは自分でも直視するのが辛い。
「天然です」
「抜いてるんじゃなくて?」
そうだったらどれだけ良いか!
「まあ、洗いやすくていーじゃん♪」
笑われた、初めて男の人?に見られて笑われた。
もう死にたい。