第3章 ぷらすゔぁかんす♢
「気が済んだ?」
水が止まったので聞けば及川くんが血走った目をしてる。
「だ、だめだよ?」
思わず腕で体を隠す。
「いや、無理」
ちょ!
岩の上に押し倒されて…シャツを咥えさせられる。
水着は紐を解かれ放られた。
ちょ、私全裸にされる!
「だ、ダメですぅっ!」
最後の砦、パンツのサイドの紐を手で握ってほどかれないようにする、んだけどっ。
「偶には全裸も良いでしょ?」
云われながらおっぱいをもまれたら…。
お願い、お願いって顔中にキスされたらほだされそうになる。
いや!だめだめ!
すぐそこには人がいっぱいいるのにストリーキングなんてダメ!
「ねぇ、…恥ずかしいの、好きデショ?」
ダ…メ、じゃ、ないかな?
手を離す。