第3章 ぷらすゔぁかんす♢
まあ、彼氏のお願いだからって聞いてあげようって気になっちゃう私も終わってる。
まあ、疲れて休みたかったし良いか、と丸めていた体を広げる。
「いくよー」
ぴゅう、と水をかけられる。
水を吸ったシャツが肌に張り付く。
まずはヘソとか、マニアックだな。
次は腿。
胸の谷間。肩。
ちょっとずつ、透けて、何か恥ずかしい。
だからー、私は悪くない。
右胸にぴゅっと水が飛んできて。
「ンンッ」
ぬるいそれに声を上げてしまった。
今度は左。
「ンーッ」
息みたいだけど、それは確かに音を持っていた。
たりっと水が胸を伝ってその筋も透ける。