第6章 ぷらすれっすん♧
「無理です!」
いやだってでっかいよ!
タンポンすら入らないのにそんなの絶対無理!
「諦めたらそこで試合終了だよ?」
試合終了で良いよー!
てか、少女漫画のヒロインはみんなこんな事してるの?!
結婚して子供もいるって事は、憧れの――光希ちゃんも遊くんとこんな事したの?!
有閑◯楽部ならなんか納得出来るけど、ママレー◯ボーイは何かダメだ。
「落ち着いて考えて。ここは何する場所?」
うん?
指がグリッて入ってきた。
何する?って?
「はい、やらしー事は横に置いて、考えて?」
男の人、って感じの太くておっきな指が根元まで入って。
あ、これが柄まで通して♡ってヤツかな?あははっ。
「ほら、早く考えないと処女膜指で破いちゃうよ?」
中を指先でトントンされてピリッと痛む。
「経血が出るところ?」
取り敢えず思いついたコトを口走る。
「不正解だけど、遠からずかな」
指が二本になった。
「赤ちゃんが出てくる場所でしょ?赤ちゃんこんなに小さくないからね?だからこんなん入らないワケないの」
『わかった?』って上目遣いで云われて、確かに、と頷く。