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デジタル世界に迷い込んだ選ばれし8人の他にあと二人いた?

第5章 デビモンの罠と新たな島


再び目を覚ますと、目の前にアグモンがいた。

「おはようコヒメちゃん。」

「……おはよ、アグモ……!!!!アグモン!秋くんは?みんなは?タイチは??」

「落ち着いて。僕たちばらばらになったんだよ。どこまで覚えてる?」

「………みんなで逃げようとして……そしたらあのデジモンがベットを宙へと浮かせて……それで眩しくなって……」

「あれはデビモンっていうんだ。悪魔の化身といわれているデジモンだよ。その攻撃でアキとレオモンは戦闘不能になったんだ。そしたら、別のレオモンが助けてくれたんだよ。」

「……別のレオモン?」

「うん。デビモンに操られてたんだけどタイチのデジバイスの力で正気に戻ったんだ。それで、レオモンが僕たちを逃がしてくれたんだよ。」

「……そっか。それでみんなは?」

「………でもデビモンの力で島が分裂しちゃってみんなバラバラになっちゃったんだ。僕たちは運良くコヒメちゃんたちと一緒になったけど他のみんなは多分………」

「……そっか。タイチは?」

「あたりを探索してる。一応ユタモンも一緒。僕は火を起こす係とコヒメちゃんを守る係。」

「そっか。ありがとうアグモン。」

周りを見ると雪景色。それなのにあまり寒くなかったのはアグモンがベットを使って火を起こしてくれてたからみたい。

「おーい!!アグモーン!小姫ー!」

「コヒメ!起きたんだよかったー!」

タイチとユタモンが帰ってきたようだ。

私たちはこれからどうなるんだろう。秋くんは大丈夫かな……
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