デジタル世界に迷い込んだ選ばれし8人の他にあと二人いた?
第5章 デビモンの罠と新たな島
あれから何時間も歩き続け、辺りは少しずつ暗くなって行った。
「いーやー!私疲れた。もう歩けなーい!」
ミミさんが叫ぶ。
「タイチ、どうする?もう無理よ。みんな限界だわ。」
辺りは森。ゴツゴツしていて野宿には最適ではない。
「………あれ?あんなところにお屋敷が!?」
ジョウさんの言葉で見てみると、確かに大きな洋館が。ミミちゃんが走り出す。
「もしかして人がいるかもしれません!」
コウシロウくんも走り出す。
「小姫行くぞ。」
みんなが走り出す中、秋くんはゆっくりと歩くのだった。