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デジタル世界に迷い込んだ選ばれし8人の他にあと二人いた?
第4章 デジモンと進化
坂を登りきると、岩だらけの平坦な場所に着いた。俺は小姫を降ろし、水筒の水をタオルに染み込ませ、それを頭にのせる。
「おい!!」
タイチがぜーぜーと息を切らせて近づいてくる。どんだけ全力であの坂を登ってきたんだ。俺は半ば呆れながら、小姫へと視線を戻す。
「タイチ!秋くん!先に行かないでよ!」
ソラもぜーぜーと息を切らせて登ってくる。そのあとを体力ない組+ヤマトが登ってきた。
「今日はここで野宿しよう。」
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