第4章 青峰と再開
――――そしてついに決戦の日がきた――――
さつき「えぇ!?青峰君がまだ来てない!?」
今吉「何度電話かけてもでんのや。」
若松「…っのやろう。」
さつき「ちょっと私かけてみます。」
プルプルプルプル…
青峰「あい?」
さつき「出た!!」
さつき「もうすぐ試合始まっちゃうよ!?」
青峰「あーワリ。寝坊だわ。」
今吉「あとどれくらいで来れる!?」
青峰「んーあと後半には多分」
今吉「相手はあの誠凛なんやぞ。」
青峰「はっはーまたまた。アイツ(ユリ)より弱い奴ら20分も多すぎだって。前半はテキトーに宜しく。」
ブッ…
リコ「全員準備はいいわね!?」
リコ「リーグ戦だから一敗までは大丈夫…とかそんなこと少しでもがんがえたらおしまいよ。」
リコ「次頑張るは決意じゃなくて言い訳だからね。そんなんじゃ次もダメよ!!」
全員「絶対勝つぞ!!誠凛ファイ!!オオ!!!」
ユリ「キュン(そっかぁ…私が見たかったのは、これなんだ。とっても素敵なチームだなぁ。)」
ザワッ…
観客「おお出てきた!!誠凛と桐皇学園!!」
火神「あの…青峰は?」
若松「遅刻だよ。」
火神「なっ!?」
黒子「………!?」
今吉「すまんのー……後半あたりにくるで。」
今吉「ウチらはまぁ…前座やお手柔らかにたのむわ。」
アナウンス「誠凛高校対桐皇学園高校の試合を始めます。」