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神降ろし

第3章 再会


ふいに、隣の席を見ると まだ誰もいなかった。

前には長い艶やかな黒髪の少女が

座っていた。


話かけようと試みたが、「話しかけないで」

オーラが出ており止めた。

はぁ と溜息をついていると


「また会ったね〜」


甘い声が降ってきた。

「あ、あの時の……」

先ほど会った茶髪の少年だった。

「同じクラスだったんだね〜。あ 僕は

土御門 蒼だよ。君は?」

「南雲 舞…です」

「舞ちゃんかぁ……」

舞は、はっと気づいた。

「土御門」ということはこの人は

陰陽師なのでは……。
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