第1章 No.1 ハンター試験
ジリリリリリリリリッリ
「これより試験を開始いたします」
ああ、サトツってことは持久戦か?
「みなさん私についてきてください」
退屈だしな〜
ガーーーーーーガーーーーーーーーー
「暇そうだな」
「あ、さっきの」
「やあ。スケボーか。良いものを持っている」
「ずるだって言いてぇの?」
「いや、いい着眼点だとほめているんだよ」
「変な奴、ところであんた何者?」
「うん?内緒」
「見たところ、普通だけどあれを飲みもしないで下剤とまで分かる奴なんてそうそういねえとおもうんだけど?」
「そうかな?簡単な話だよ。下剤って物にもよるんだけど特にあのタイプの即効性は比較的匂いがキツいんだよね。それに使っているジュースとの相性もすごく悪い。より一層においを引き立たせてしまうからね。飲まなくても分かるしちょっと気にすれば触らなくても分かる。まあ、キルアと同じ属の人間っとだけ言っておこうかな。」
「なんかすげーな。」
俺でもそこまでわからなかったのに。
「そうでもないよ。強いていうならば、経験の差ってとこかな。
あ、キルアと同い年の子がいるね。行って見たら?」
「ほんとだ。あんたは行かないの?」
「俺はいいよ。やらなきゃいけないこと結構あるしね。」
そういってキルアと離れる。