第2章 No,2 ゾルディック家と幻影旅団
へたれミルキ・・・
っと悪態つきながらキルアに近寄る。
「なっなんだよっ」
「キルア・・・お前、この家から出たいか?」
「っっツ」
「今は家の事とかどうでもいい。お前はこの家をでて、ゴンとともに行きたいか?」
「 ぃ」
「なんだった?」
「行きたい!行きてぇけど・・・」
「ちゃんと親父さんと向き合いな。あいつも人間だ。
自分の気持ち、そしてちゃんとやっていける手だてがなければ
ココから出る事はできない。
だが、
お前が、ココを出て、ゴンと共に旅をして行きたいという気持ちと
どうやって生活していくか。
これをはっきりと伝えれば事態は変わる。
いいね、もう少し、もう少しだけココでよくかんがえるんだ。」
優しくそして諭すように・・・。
亜季は独房をでた。