第2章 No,2 ゾルディック家と幻影旅団
「で、あのあとI国とはどうなった?」
「ああ、無事取引成功だ。感謝する」
「取引自体に俺は関係してないからな」
「いや、でもゾルディックが来なかっただけでもよかったさ」
「ならよかった」
「ところで9月30日だが」
「検討はついてるよ、ヨークシンだろ?」
「さすがは亜季」
「んで?俺はどうすればいい?」
「アジトで俺たちの行動を共にしてほしい」
「なるほど蜘蛛になれってことか?」
「まあ、一時的だがな」
「俺が協会や国連やらに出向いている事はしっているな」
「そこをなんとかならないか?」
「いや、なるよ。表だって顔ださなければ。あとあらかじめ言っておこう、俺は必要の無い殺しはしないぞ」
「理解している」
「用心するにこしたことはないが、邪魔がはいりそうだな」
「別にかまわないさ」
「まあいいさ、クロロ、このまま行けば、団員をけずることになるぞ」
「必然的なものだろう」
「用心しておきな。
ま、仕事の話はさておき、料理さめちゃうし食べようか」
「そうだな」