第1章 No.1 ハンター試験
4次試験も終わり、
最終試験の為の面接が行われていた
「して、亜季よ、今回の受験生はどうかな?」
「う〜ん、いい目をしているね。ここに居る子たちは。
だけど、まだ足りない。偽善ばかりぬかしている奴に
大切な物は守れない。
もっと残酷な世界をこれから見る事になるだろうな。」
「なるほどな、お前さんは最終試験はどうするのじゃ?」
「見るだけ見て、そのまま次の現場さ」
「おぬしも忙しいの。」
「まあ、仕事なら請け負うし、また連絡してよ」
最終試験
第1試合亜季VSヒソカ
おいこら、じじい、俺は見届けたら帰るって言ったのに。
この糞狸!と念文字でおくっておくが
ホッホッホっと笑ってやがる。
「亜季とこんな形で試合できるなんてね。」
「ふん、余裕かましているな。」
外野では
「兄ちゃんやめとけって!!」
とか
「棄権したほうがいいって!!」
とかいうてるけど気にしない。
ファイっ
「さあ、おいでヒソカ。俺を楽しませてみろ。」
「そのつもりだよ◇」
めずらしい、いつもは相手の出をまつヒソカ。。。
今回ばかりは俺に本気で勝つ気なんだね。
「そう、それでいい。でも甘い」
ヒソカの攻撃をかわしながら
けりを一発
ヒソカの口元には傷が。。
「さすが◆」
でも亜季は本気じゃない。そう、僕を試している。
「いいねヒソカ。その目すきだよ」
餓えた獣の様な目をしていてでも師匠は褒めてくれる。
どんなに快楽殺人者であってもこの人だけは僕をみてくれた。
そういたんだ。
だから僕はもう、君には依存しない
「うおっと」
バンジーがムだろうか急に引き寄せられたとたん
上から複数のトランプが亜季を襲う
しかし
トランプにはいっさい目をくれず、
僕にむかって再び蹴りがくる。。。
が、しかし
ぐはあっ
分かっていたのに
見切れぬ早さでけりがヒソカにヒットする。
「降参◆今の僕には君に勝てない。でも、必ず、必ず超えてみせる
だから
ありがとうございました、師匠」
「勝者 亜季」