第1章 No.1 ハンター試験
さて、もう1件
「もしもし、いつもお世話になっております亜季です、リュウヤ先生いらっしゃいますか?」
〜♪
「はい、リュウヤです。」
「あ、先生お忙しい時間帯にすみません」
「大丈夫ですよ。今オペが終わりましたので」
「そうでしたか、おつかれさまです。今回たまたま大口がありましてね、血液が多めに収集できましたので送りさしていただこうかと」
「あらあら、そうでしたか、いつもありがとうございます。」
「何をおっしゃいますか。但し、使用条件はいつも通りですよ」
「はい、存じております。無償にて提供、無償にて治療 でしたよね」
「うん、そういうことだから、受け取り方法はいつも通りで大丈夫?」
「はい^^ にしても亜季さんには本当助かります。」
「いやー、俺はね、罪のない人が私欲の為に傷つくのは嫌なんだ。特に将来のある子供や、女性をはじめとする一般人がね・・・。
だから、腕の立つ名医リュウヤ先生に提供してるんですよ。」
「本当に貴方のおかげで何人もの人がたすかったか。いつも名前を聞かれるのですが、匿名でと答えております。」
「かまわない、僕の名が彼らに知れ渡る事はない。裏で生きている人間が表だって善意ある事はできないからね。」
「そうでしたね」
「あ、今度ね、時間作るし、一緒にでかけないか?治療を望む子達が入る場所に行ってほしい
俺という保険付きと交通費はこちらでだそう、でどうだい?」
「いいですね。行きましょう。」
「後日また連絡入れます。では」
ドクターリュウヤは腕の立つ医者だ
人望も厚くオールジャンルの治療ができる
俺が一目おくドクターであり、念能力者だ。