• テキストサイズ

【ハイキュー】ひとなつの (poco a poco2)

第12章 四日目 夜 (反省と誤解)


「いいか木兎。相手はお前より一枚も二枚も上手だ。
お前の頭で考える程度のごまかしは全部見破られると思え。」

「お、おう。」

月島が戻ってくるまでの間、
木兎は黒尾から何度も同じ台詞を叩きこまれた。

「赤葦のことは俺からきっちり説明するから、
お前は赤葦の『あ』の字も出すんじゃねえ。分かったな。」

「分かった!」

黒尾は素直に返事をする木兎を見ながら、やれやれと思う。

(赤葦には余計なことはしないと約束したけど、
せめて誤解くらいは解いてやらないとなあ。先輩として。)
/ 79ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp