• テキストサイズ

恋愛玩具

第6章 キライ、キライ...



いつもの様に学校に行って
いつもの様にそこには友達がいて
前と違うのは私だけだと思ってた
周りは、変わらないと思ってたのに...

教室に入ってすぐに変だと感じた

いつもすぐ寄ってくる茉莉が...来ない


教室を見渡してみると、茉莉は他の子と話していた

(昨日聞けなかった茉莉の話、聞かなきゃ)

その後、イスに座って茉莉を待ってたけどこっちに来ることは無かった

休み時間になっても来ない
それ以前に目すら合わせてくれない

(もしかして...)

嫌な胸騒ぎがして凄く不安になる
私は席を立って、茉莉の所へと向かった

「茉莉...」

茉莉の肩に手を置こうとした瞬間
教室に声が響いた

「触らないで!!」

振り払われた手
茉莉がこっちを睨んでいた

「あゆ...。やめな」

茉莉の横に立ったのはクラスメイトの理花だった

「え...?」

教室全体がザワつき全員の視線が私に集まる

(何?どういう事...?)

再び茉莉を見ると、私を睨み続けていた

/ 311ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp