第4章 怪談なんてもうゴメン 【ハイキュー】
そして、及川さんと二人で帰り道を帰っていた。
昼間はうるさい蝉の声も、夜になると静かだ。
すると、及川さんが真剣な顔をして
及川「うわっ!あそこに人影が!!」
といきなり指を差して言ったので、おもいっきり
雅「キャアア!!」
と叫び、ぎゅっと及川さんに抱き着いてしまった。
しかし、及川さんはしばらくしてから
及川「ふっ、あはは!ゴメンゴメン、あんまりにも雅ちゃんが
ビクビクしてるから可愛くて!今のは冗談だよ。」
と、笑いながら言った。
…っ!!本当にやめて欲しい!!
私は急いで及川さんから離れた。
雅「ふざけるのも大概にしてください。」
と、言って私は歩きだした。
しかし、道の方からガサッと音がして ビクッと反応しちゃう。
…やっぱ怖いな…
そう思っていると、及川さんに不意にぎゅっと手を握られて
及川「これで、怖くないんじゃない?」
と笑顔で言われた。