• テキストサイズ

夏恋

第4章  怪談なんてもうゴメン 【ハイキュー】



松川「…そして男は部屋に入ると、廊下から…ひた、ひた、ひた、と誰かが

歩く足音が聞こえてきた。」


っ!!松川さんの怪談怖すぎる!!


私はもういじられるとか、どうでも良くなって

おもいっきり耳をふさいでいた。


すると、横の及川さんが


及川「あれ?何々?雅ちゃんって怪談 苦手なの?」


と、ニヤニヤしながら聞いてきた。


雅「そうですよ!悪いですか!!」


と、やけくそになって答える。


及川「ふーん、じゃあ怖くなったら 及川さんの胸に飛び込んで来ても

良いんだよ!!」


そういった及川さんはとびきりの笑顔で両手をひろげていた。

その姿がなんだかムカついたので


雅「絶対そんなことしませんから、大丈夫です。」


と言いきった。けれど、


松川「足音は、心なしか…どんどん近づいているようで

男は、誰の足音か気になって ふと、扉の外を覗いてみたらしい。」


と、松川さんの怪談はどんどんクライマックスに近づいていて…

私の心臓はバクバクとなっていた。




/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp