第4章 怪談なんてもうゴメン 【ハイキュー】
松川「…そして男は部屋に入ると、廊下から…ひた、ひた、ひた、と誰かが
歩く足音が聞こえてきた。」
っ!!松川さんの怪談怖すぎる!!
私はもういじられるとか、どうでも良くなって
おもいっきり耳をふさいでいた。
すると、横の及川さんが
及川「あれ?何々?雅ちゃんって怪談 苦手なの?」
と、ニヤニヤしながら聞いてきた。
雅「そうですよ!悪いですか!!」
と、やけくそになって答える。
及川「ふーん、じゃあ怖くなったら 及川さんの胸に飛び込んで来ても
良いんだよ!!」
そういった及川さんはとびきりの笑顔で両手をひろげていた。
その姿がなんだかムカついたので
雅「絶対そんなことしませんから、大丈夫です。」
と言いきった。けれど、
松川「足音は、心なしか…どんどん近づいているようで
男は、誰の足音か気になって ふと、扉の外を覗いてみたらしい。」
と、松川さんの怪談はどんどんクライマックスに近づいていて…
私の心臓はバクバクとなっていた。