第3章 ドキッバスケ部だらけの水鉄砲トレーニング 【黒子のバスケ】
それから私は虹村先輩とは別れ、体育館内に入った。
虹村先輩はポイントをマネージャー達に伝えて来るようだ。
体育館内では、人が結構いて 私は次々と水鉄砲で打ち合いをしていた。
2軍や3軍の人達から17ポイント取ったが、やっぱり1軍の人達に
25ポイントぐらい取られてしまった。
てか、やっぱり楽しい!!
そしてしばらく体育館内にいると、緑間が入ってきた。
今日のラッキーアイテムは長袖のジャージらしくて、腰に巻いていた。
なんか、違和感が…
そう思いつつも
雅「おっ、緑間!!覚悟~!!」
そう言ってポイントを取りに走った。緑間も私に気づき、水鉄砲を構えた。
しかし、緑間は私が近づくと顔を真っ赤にして、
緑間「ちょっと待つのだよ!!」
と、言われた。
雅「なんで?まさかビビってんのかー?」
緑間「違う!!そ、その…下着が透けているのだよ…」
そう言われ、自分を見ると、おもいっきりブラが透けていた。
!!青峰が言ってたのは、下着の事だったのか!!
じゃあ、私はあの時からずっと透けてたの…?
うわっ!恥ず!!っつか青峰教えろよ!!
私は羞恥に駆られながらも、急いで胸元を手で隠した。
すると緑間が無言でジャージを渡してきた。
雅「…え?」
緑間「着ておけ、目のやり場に困る…汗くさいかもしれないが
無いよりはマシだろ…」
雅「でも、ラッキーアイテムじゃ…」
緑間「フン、今日の蟹座は1位なのだよ。ラッキーアイテムぐらい無くても
俺達のチームが勝つのだよ。」
そして、私はジャージを着た。
なんか、デカイけど…いっか。
雅「ありがと、緑間!じゃあお礼として、緑間は見逃すよ!」
そう言って、私は走り去った。
このとき緑間が
緑間「お前の下着なんて…誰にも見せたくないのだよ…」
とつぶやいていたことを、私は知らない。