第3章 ドキッバスケ部だらけの水鉄砲トレーニング 【黒子のバスケ】
私はとりあえず体育館の横の水道に身を潜めた。
だって、すぐ給水できるじゃん?
そう思っていると、同じ事を考えていた人がいるようで…
雅「わっ、虹村先輩!」
虹村「!!東堂!」
と、虹村先輩とバッタリ出会った。
雅「やっぱり水道の近くにいると安心できますよね~」
虹村「ああ、いつでも給水できるからな。」
と、和気あいあいと話していた。すると
虹村「そういや、東堂ってなんでこのトレーニングに
参加したかったんだ?」
と、聞かれた。
雅「そりゃ、楽しそうだったからに決まってんじゃないですか!!
…それに、先輩達とは もうこんな機会無いし、思い出作っときたくて!」
そう言って笑うと、虹村先輩は少し顔を赤くした。
虹村「…まあな。つか、そんな可愛い事言うんじゃねぇよ…」
と、虹村先輩は何かボソボソと言っていたのだが全然聞こえなくて
雅「え?すいません、虹村先輩!今なんて言いましたか?」
と聞くと“なんでもねー”と言われて、そっぽを向かれてしまった?
何だったんだ?