第2章 金魚すくい 【ハイキュー】
そして鉄朗は器用に金魚…というか出目金?を取った。
雅「すごい…昔から得意だったよね。」
そう、確か小学生3年生の頃も 私が友達とはぐれた時に
鉄朗が通りかかって、私を慰めてくれた。
その時も、金魚すくいをして、私に金魚を取ってくれた。
今でも私は、あの金魚を水槽で飼っている。
黒尾「ハッ、俺は器用だからな!」
と言って鉄朗は自画自賛していた。そのとき、少しだけ胸が高鳴った。
今も…
黒尾「どうだ!望み通りのやつだぜ?昔から俺は器用だからなー」
と、自画自賛している。私は、こんな奴に少しドキッとしてしまった。
けれど、私は呆れたように
雅「昔から、すぐ調子乗るところ…変わらないよね。」
と言った。
黒尾「…っ、お前も罪悪感モードから通常に戻った時の生意気なところ
変わんねーなぁ!」
雅「はぁ?どういう意味よ!?」
こんな感じでいつも通りに口喧嘩をしていると
海くんがちょうど来ていた。
海「ほら、二人とも。喧嘩なんてしてないで、早く行こう。皆待ってるから」
黒尾・雅「「…はい。」」