第2章 金魚すくい 【ハイキュー】
そして鉄朗にりんご飴を買ってもらい、私はご機嫌状態だ。
雅「…って、あれ?皆は?」
黒尾「…逸れたな、コレ。」
と、言うわけで私のご機嫌状態は一変し
焦っていた。
雅「ええ!?マジで!?こんな人多いのに見つけらんないでしょ!」
黒尾「落ち着け、携帯があるだろ。」
あ、そっか。
そして鉄朗は夜久に電話した。
黒尾「今、神社の鳥居のところまで行ってるんだってよ。
で、とりあえず海が迎えに行くからここらへんで待ってろってさ。」
雅「おっけー」
しかし、ただ待っているだけでは暇なもので…
私は黙々とりんご飴を食べていた。
けれど5分もすれば食べ終わってしまい、
雅「ねー鉄朗ー、暇ー」
黒尾「たく、もうすぐ海が来るだろ。大人しく待っとけよ。」
それはそうなんだけどさ…暇なもんは暇だし…
ってか元はといえば私が悪いし…
そう思ったらどんどん罪悪感が湧いてきた。