• テキストサイズ

【ハイキュー】 poco a poco (ポコ ア ポコ)

第10章 うごきだす


「な、なんで笑うんだよ!俺の繊細な男心が傷つくだろー!」

意味の分からない菅原は二人に訴える。

「あーごめんごめん、でもなあ。まさかこんなことってあるんだな、なあ清水?」

澤村はまだ笑いが止まらないようだ。

「ほんと、信じられない。なにこれ。」

清水もクスクスと笑いながら頷く。

「え、なに?どういうこと?
俺そんなにおかしいこと言った?」

菅原だけが話について行けずうろたえる。

「誤解してる。それもお互い同じことで。」

清水が菅原に答える。

「清水は優しいなあ。俺絶対教えてやんない。なんかむかつく。」

「そうね。あとは自分で確認したらいいんじゃない?」

「誤解?俺が?なあ、どういう意味だよ。」

それ以上どんなに菅原が聞いても二人は笑うばかりで答えてくれなかった。


もうすぐインターハイ予選。高校生活最後の一年が少しずつ消化されていく。

/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp