第2章 APPLE GREEN -after- ○
「楽しかった〜、お腹もいっぱいになったし」
疲れたなーとベッドに寝転ぶ。
ひとつひとつの仕草が何処と無く色っぽく感じてしまう。
「なあ…」
ギシ…
ベッドに乗り、に跨って軽いキスをする。
「……嫌だよ」
「なんでだよ」
「浴衣くずれる」
「どうせ脱ぐだろ」
すかさず深いキスを落とすともそれに応えて口を開け、舌を絡ませてくれる。
それが嬉しくて角度を変え何度も何度も食べるようにの唇を深く貪る。
「ん…っ、ん、ふ、ぅ…っ、はぁ、」
口を話すとどちらの物かわからない銀糸が引かれ、もう一度深くキスをする。
そのまま今度はチュッチュッと小鳥が啄むように額、頬、鼻、唇、首筋へとキスの雨を降らせ同時に浴衣の襟に手をかける。
「ん、…やるの…?」
少し頬を赤らめながら問いかけるを見て思わず息子の大きさが増す。
「悪いな、だが脱がせるってのも悪くねえぞ」
帯を解き、襟を開けるとすぐに柔らかそうな胸が露わになる。
「下着着けてねえのか?」
「そういうもんなの」
(まあ、ヤりやすくて助かるがな)
鎖骨辺りにキスマークを付けると胸全体にキスを落とし、手で揉みながら片方の突起を口の中で転がす。
「んっ、あっ」
そのまま下に手を伸ばすともう既にそこは愛液が溢れ出していた。
迷いなくベロを伸ばし流れ出る愛液を舐めとっては更に求めて中へと入れていく。
「っ、あっあ、」
口から出る小さな喘ぎ声をもっと聞かせろと言わんばかりにいやらしい音を立てながらクチュクチュと舐め続ける阿伏兎に、程なくは絶頂を迎えた。