第10章 -Episode2- 新しい家族
「百合ちゃんの未来、私が消しちゃうね?(嘲笑)」
「ぅ...いや...いやだ......死にたくないの......」
「百合ちゃんの夢はなぁに?」
「っ友達いっぱい作りたいの......幼稚園に入っていっぱい遊びたいの......
小学校にも入って、お勉強もしたいの......」
「ほんと、夢に溢れてる......すごくいいことだよ♪
でも、今日で終わりよ......
せいぜい天国でお母さん達と一緒に暮らすくらいね、あなたの未来は......(嘲笑)」
「っいや......助けて......」
「このままで終わるのもあれだから、楽しいことをしてから死んでもらうね?」
「へぇ?」
「一度覚えると楽しいことよ......子供には早すぎる、ことだし
とても屈辱的なことだけどね......」
「っぅ......」
「それに貴方を殺すのは私じゃないから..「よぉ来奈。」...あら、
随分早いお着きね。」
「お前も趣味わりぃな......俺らに幼女を襲えとか......」
「でもこうしてきてくれたでしょ?涼助......」
「......。」
(りょうすけ?)
「へぇ......結構可愛い子!
こんな将来有望な子を襲った挙句殺すとか......女の嫉妬は怖いねぇ(笑)」
「笑うなんて失礼ね卓人。」
「お前、本気で北山の本命彼女になれっとでも思ってんのか?(笑)」
「どういう意味よ涼助......」
「そのまんまだろ(笑)
あいつが本気でお前を好きなわけねぇだろ、見てて分からねぇのか?それどころか、
お前のこと嫌ってんだろ。」
「っなによ!他に彼女でもいるってわけ!?」
「アイツに本命彼女も仮彼女もいねぇよ......あいつはそう思っていない。
ただの遊び、暇つぶしだよ(嘲笑)」
「っ......」
「それでもこの子を殺すか?(嘲笑)」
「っえぇ!殺すわ!この子が大きくなったら私の感情はおさまらない!
だから......今のうちに殺して、殺してよ!!」
「......わかった、お前がそこまで言うなら引き受ける。
でもその前に俺らが好き好んでやっていいんだろ?」
「えぇ......好きにすればいいわ。」