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ウサギとオオカミ

第10章 -Episode2- 新しい家族


そして夕飯は尚樹が作っており、その間百合と裕太は一緒に遊んでいた。



一方で太輔はまだ気絶している。←『どんだけよ。』by.14歳の百合



ちょうどその時...



_ガチャッ...



「......?」



玄関先からドアが開く音が聞こえてきた。



「......あ、宏にぃが帰ってきたんだな。」



「......?」



「今帰ってきたのが宏光、宏にぃだよ。
でもあまり家にいること少ないから、仲良くしてくれるかどうかわからないよ?」



「......?」



百合はずっとハテナマークでいっぱいにしていた。



「裕太、その説明はまだ百合にはわからないだろ(苦笑)
にしても......太輔はいつまで寝ているつもr..「ただいま......」..お、宏光!
いい時間帯に帰ってきたな。」



「親父、帰ってきてたんだ......」



「あぁ、でも明日からまた海外に出張だ。」



「あっそ......あれ?誰、そこにいる子......」



宏光は裕太と遊んでいる百合を指さした。



「お前には、まだ詳しいことを話していなかったな......前に、
養子の話をしていただろ?」



「あぁ......まさか......」



「そのまさかだ(笑)
百合だ。お前の、新しい家族であり妹だ。」



「......。」



とてとて...



百合は宏光の元にとてとてと歩いて行った。



「ふぅん、コイツが......」



「......はじめまして、です......百合なn..です。」



「俺は、宏光......好きなように呼んでいいかr.「宏にぃ...」...っ!」
(っか、かわいい......?)



「......お前も、落ちたな宏光。」←



「っ別に俺は......」



「......。」
(あんな遊び人ヤリチンでも落ちるんだ......)←



「......_ハッ!俺、何してた?」



「ずっと気絶してたよ(笑)...それより、あれ......」



裕太は宏光を指さした。



「......あ?」
(帰ってきたのかよ、あの兄貴......ってか百合がなんでアイツのとこにいんの!?)





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