第10章 -Episode2- 新しい家族
「......。」
百合は目をぱちくりさせながら見上げていた。
「ほら百合、今日からここがお前の家だ。」
「ぅん......おとうさん?」
「なんだい?」
「遠くに行っちゃうの?」
「ちょっとばかりな(苦笑)
でもまたここに戻ってくるよ(微笑)
それまでは、ここにいる太輔と裕太、今はいないが宏光、
この3人に頼ってもいいし甘えてもいい。百合の自由だ。」
「......じゆう?」
「そうだよ!今日から俺達の妹なんだから、遠慮はいらないよ!」
「......ん、裕にぃ(微笑)」
「......や、やばい俺......
倒れそう......( ̄TT ̄)」←
(あまりの可愛さに倒れそうだ!!)
「おいお前、鼻血出てんz.「......太にぃ」...その呼び方やめて、
マジで可愛すぎるから......(/ω\*)」←
「お前達、すっかりシスコンになってしまったな(苦笑)」
「「可愛すぎる......!((*´→∀←`))」」
「はっはっは(笑)
まぁ夕飯でも食べながらゆっくり話でもしようじゃないか。」
「さんせーい!......って、百合!」
「......太にぃ、なに?」
百合はキョトンとしながら太輔を見上げた。
「さっき何言おうとしたんだ?」
「ううん、なんでもないの。」
「それ逆にめちゃくちゃ気になるんだけど!」
「なんとなく......」←
「な、なんとなくであの呼び方はアカン......(* ̄ii ̄)」
「太にぃ、鼻血(苦笑)」
「......俺、貧血で死ぬかもな。」←
「っ死んじゃダメなの......悲しいの......」
百合は少し涙目になりながら太輔の服を握った。
「......ごめん俺、キュン死。」_バタン!←
太輔、その場で倒れる。
「っ!?」
「っちょ太にぃ!?本当に死んじゃったのかよ!?」
「こりゃとんでもない重症だ(苦笑)」
(百合は、とんでもない病気だな......汗)←