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ウサギとオオカミ

第9章 ♡Story7♡ 遊園地デート


__観覧車乗り場


「太にぃ絶対乗ってこないでよ?」



「なんでだし!」



「あのぉ二人共......そろそろ俺達の順番......(汗)」



「「え?」」



前の方を見てみればすっかり自分達の番にまできていた。



(もうバカ兄貴に邪魔されるのはこりごり!よし、こうなったら......)















「......ん?」



「百合、どうした?」



「あぁぁぁぁ!」



百合は叫びながら後ろの空を指した。←定番系(笑)



「え?」



太輔は後ろを向く。←『『引っかかりやがった!?』』by.宏光&裕太



「よし涼介、今がチャンス!」



「え、ちょっとぉ!?」



涼介の腕を引っ張り観覧車に乗り込む百合。



ちょうどドアが閉まり......



「うっし!」←



ガッツポーズの百合。



よほど嬉しかったらしい......



「百合......(苦笑)」
(でもこれこれで......時間も長いし......ふたりきりの時間楽しも。)



苦笑いしながらも嬉しい涼介。



観覧車はゆっくりと登っていく。











__その頃の太輔


「なんだよ百合、どこにも......って、えぇぇぇ!?」
(なんでいないの!?)



太輔は視線を百合に戻したが、百合の姿はおろか涼介の姿もなかった。



「あのぉお客様......」



「はい?」
(なんかやな予感......)←



「先ほどの人達なら、既に観覧車に乗ってしまいましたが......(汗)」



気まずそうに言うスタッフ。



「......ま、マジで!?」
(百合のやろぉ......(涙))

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