第8章 ♡Story6♡ ヒロインの秘密
そう、私は......
おばけとか心霊現象が大っ嫌いなのです!
だって夜のトイレとか怖くて行けなくなるし......
「大丈夫大丈夫、俺らがついてるから(笑)」
(ホントはわざとこの番組をチョイスしたんだけどね♪)←『おい(怒)』by百合
「あ、丁度やってる!」
(もしかして太にぃ、わざとやりやがったか?←
まぁ怖がる百合は可愛いからいいけど♪)
「......。」
(太輔、わざと百合の大嫌いなものチョイスしやがったな(苦笑)
この時間帯だったら少クラとかもやってたりもするけど......)
「っねぇ!ここよりさ......少クラの方かけない?」
「えぇ?あれ男しか出ないからやだ!」←
「っねぇ太にぃ!太にぃのハンバーグだけ丸焦げにしたの謝るからやめてよ!」←
ちなみに私の作ったハンバーグ、
本当に太にぃのだけ丸焦げにしてやりました。
「やだ♪そんなに替えたいなら兄貴に言いな(笑)」
(兄貴、チャンネル替えるんじゃねぇぞ?)
「っ宏にぃ!チャンネル替えて!」
「いーやーだ。俺丁度心霊系見たいなって思ってたところだし(笑)」
「っチャンネル替えろ!このちびロリコン!」←
「嫌っつってんだろ(笑)」
(何か最近、
ロリコンロリコンって百合に言われんだけど(苦笑))←『事実だから』by百合
「......。」
この後も何度も交渉しましたが、チャンネルは替えてもらえませんでした......
リモコンを取ろうとしても1番背の高い裕にぃに渡され、
リモコンを取り返すことが出来ません。
「「「~~~🎶」」」
私が眉間にしわを寄せている中、兄貴共はなぜか楽しそうにしていました......
「っ......」
(こんの......)
ロリコン共が(怒)←