第8章 ♡Story6♡ ヒロインの秘密
百合Side
皆さんこんばんは、物語の主人公北山百合です。
何で今更自己紹介?なんて思われていると思いますが......
私自身をそう思っています(苦笑)
なぜ今更自己紹介をしたのかと言いますとね......
「あぁぁ!......珍百景CMに入っちまった、今いいところなのに......」
「CMに入ったくらいでそのリアクション何なの裕にぃ......」
「だってぇ......(泣)」
「ホントな(笑)
ちょっとチャンネル替えてみようぜ!」
宏光はテーブルのリモコンを手に取った。
「なぁなぁ!どうせなら世界の怖い夜みようぜ!
今日特番みてぇだし!」
「んなっ!?(; ・`д・´)」
「「さんせーいっ!」」
太輔の案に賛同する宏光と裕太、だが百合は顔を強張らせた。
「っ別にわざわざ怖いところをかけなくていいじゃんっ!」
「だって他にやってるとこないんだからいいっしょ!
なぁ兄貴?」
「そうそう!......あ、百合はこういう系嫌いだもんな(笑)」
からかいながらチャンネルを変える宏光。
「っ//////」
そう、私は......