第3章 ♡Story2♡ 彼氏は学校のアイドル
『アンタ、餓鬼のくせに涼介君の彼女面してんじゃないわよ!』
百合の肩を突き飛ばそうとする生徒、しかし百合は......
ひょいっ
『......。』
『なっ!?』
派手派手な付け爪をしたギャルの手を、
持ち前の反射神経であっさり避けちゃったの(笑)
『中学生相手に本気になるなんて、相当頭が馬鹿なんですね。』←
無表情に近い顔で言う百合。
この時俺は、そのギャル生徒に『ざまぁ(笑)』って思っちゃった(笑)
これ、内緒ね(笑)
『っ......』
仲間であろう生徒達はあっさり避けられたギャルの子をクスクスって笑ってたの。
これもいい気味だね(笑)
『っよくもこの私に恥をかかせてくれたわね!』
逆上した生徒は咄嗟に、水道にあるバケツに入った水をぶっかけようとする。
返り討ちに合うから止めておいた方がいいんだけどなぁ(苦笑)
そしてバケツの水もあっさり避けちゃった百合。
百合ってサイボーグとかじゃないよね!?←
って思ったりすることもしばしば(笑)
『っ......アンタ、生意気過ぎなのよ!』
ギャルが百合に手を挙げようとしたその時、
俺という名のヒーローが登場!
少しは彼氏としても活躍したいしね(笑)
パシッ
『俺の彼女に、何しようとしてるの?』
ギャルのこと腕をつかむ俺、定番だけどカッコいいっしょ?(笑)
『っ涼介君!?』
『彼女でもないのに、気安く俺の下の名前で呼ばないでくれる?
下の名前で呼んでいいのは、友達と......
彼女の百合だけでいいからさ。』
俺カッコいい~♪←『自分で言わないの(怒)』by百合
『っ別にあたしは、ちょっと話を......』
言い訳をしようとするギャルの子、この子もつくづく馬鹿だなって思った。
だって現に暴力振ろうとしてたし、俺が途中から見てたってもあるんだけどね(苦笑)
え?じゃあ何で初めから助けなかったのかって?
だって俺が助けようとしても百合は
あっさり避けちゃうから俺が出る幕ないなって(笑)
でも助けたのは、俺も活躍したいから!←