第3章 ♡Story2♡ 彼氏は学校のアイドル
『っ.....』
『この場はおさめてくれない?
ついでに言うと、俺の視界から消えてくれる?
君みたいな子、俺大嫌いだからさ。』
『っ何よ!』
ギャルの子は俺の手を振り払い走っていく。
その仲間たちも後を追うように逃げて行った。
『っ百合!大丈夫?』
『うん、ちょっと怖かったけど(苦笑)』
難なくこなしてた百合も、やっぱり高校生を相手に怖かったみたい(苦笑)
......ね!百合って凄いでしょ?
俺の自慢の彼女です!
だから、三度の飯より百合!......って感じです(笑)
「涼介......さっきから誰に話しているの?(苦笑)」
「何でもないよ(笑)」
「......変なの。」
百合は宏光特製の卵焼きを食べながら言う。
「俺にも卵焼きちょーだい♪」
「......別に良いよ、はい。」←『あげちゃ駄目!(泣)』by宏光
弁当箱を涼介の前に差し出す百合。
「......ここはあーんじゃないの?(苦笑)」←
「恥ずかしいからやんない!」
顔を赤くしながら言う、ただ恥ずかしいだけのようだった。
何だかんだで卵焼きを食べた涼介。
「うまっ❤」
(これ、百合の特製卵焼きかな~♪)←
涼介は宏光が作った卵焼きとは知らずに食べるのだった。