第3章 ♡Story2♡ 彼氏は学校のアイドル
一緒に足を進ませ...
「じゃあ俺のこっちの方だから、また昼休みにね!」
「うん!いつもの場所だよね?」
「あぁ!」
学校は同じ敷地にあるが、
百合は中等部、涼介は高等部なので校舎の方向が違う。
2年4組...(百合のクラス)
「おはよう!慎太郎!」
「はよぉ百合!今日も山田先輩と来たのか(笑)」
「う、うるさいな!」
「ヒューヒュー♪」
「慎太郎~?」
彼は森本慎太郎、百合のクラスメイトで友人でもある。
「(笑笑)」
「もう!」
でも何だかんだで楽しい学校生活なのです!
そもそも、
バカ兄貴がいなければなんでも楽しいです!←『『『ちょっと!?』』』by兄貴共
そして昼休み...
「また仲良く中庭で食べんの?(笑)」
「いちいちからかわないで!」
茶化す慎太郎をよそに教室を出て行く百合。
「高等部の先輩を敵に回すんじゃねぇぞ(笑)
山田先輩高等部のほうでは女子の人気高いし(笑)」
「だから慎太郎......うるさい!(怒)」
「(笑笑)」
そう、中等部でも女子の中では人気の高い先輩として挙げられる涼介。
だが高等部のほうではもう学園のアイドル化としている。
その為ファンクラブもあり、なかなかの熱烈なファンも多いとのこと。
たまに嫌がらせのようなこともあるしね(苦笑)
でも私はそんくらいのことではへこたれませんから(笑)by百合