第14章 赤葦京治・木兎光太郎
『よしっ!』
ーー
3分後
コーチ「ん??雨が降ってきたな...12月に土砂降りなんて...こんなこともあるもんだなぁ...」
ーー
『あ。雨だ...スピード上げよーかな...』フイッ
後ろを振り向くと当たり前だけど誰もついてこれていなかった...
ーー
その頃後ろで...
女「あ、雨だ...」
女「ねぇ、どーせ、追いつけないし...濡れるし...雨宿りしよーよっ。」
女「いいねっ!」
女「てゆーか、先輩はやすぎ〜...」
女「かっこいいよね〜っ♪♪」
女「えー?でも、大東コーチに色気振りまいてるらしいよ?」
女「えーーーっ。イメージガタ落ち〜。」
女「なにいってんのー。あおいさんは彼氏いるじゃんっ!!」
女「あ。そーかっ!」
ーー
...
.....
『いっちばーん。大東コーチ。戻りました。』
コーチ「はやっ!てかっ!ずぶ濡れじゃねぇか!ぼけ!」
『いや、雨が。』
コーチ「そーだけどさっ!!雨宿りは?!」
『メンドクサイ...』
コーチ「はあっ、ったく!!着替えろ!今、真冬だかんなっ?!」
『はーーい。』
木兎「げーーーっ!!あいつ、なんか、エロい格好してんぞっ!!」
赤葦「っ...?!」
『へっくしゅんっ!!』
木兎「あーあ〜赤葦の彼女ちゃん風邪ひいたんじゃないの?」
ーー
練習も終わり次々と帰っていく部員。
そろそろあがるかっ...
後輩「あおい先輩っ!今日濡れてましたよね...?よかったらこれっ!使ってください!」
『え?ありがとう!!助かる♪♪』
先輩「あ!明日は休みだからっ、よろしくねっ!」
『!!やすみですかっ?!』
先輩「うん!まぁ、大晦日だからね(笑)自分の部屋と心を片付けろって大東コーチが...うん...(苦笑)」
『へぇ...てっきり今年も大晦日山裏脱出でもするのかと...』
先輩「いやいや、恒例の3校練習試合だったかも...(笑)」
『あー。ありえますね...』
先輩「最近めっちゃ、頑張ってるからね!ゆっくり休めよっ!じゃ!お先っ♪♪」
『お疲れ様でしたっ!!』
赤葦「帰るぞ〜。」
『うん、帰ろっか!着替えてくる。』
赤葦「??」
...
.....
体が重い...
はあっ、だるいなぁ〜
...