第13章 赤葦きょうだい
木兎「まず、ここが、俺らの部室なっ!!」
『わぁ...!!すごい!広いっ!!』
木兎「まぁなっ!えっと、名前は?」
『あおいですっ』
木兎「あおいっ!俺の名前知ってる?」
『ぼくと、こーたろーさんっ!』
木兎「セーカーイッ!」
『お兄ちゃんに聞きました(笑)』
木兎「さすが赤葦っ!!今日は俺のスパイクみてろよっ!それだけでいいからっ!」
『はいっ♪♪』
木兎「よーしっ!!練習いくぞーーっ!ほれっ!!」
木兎はあおいの手を掴んで体育館に向かった。
赤葦「はあっ、はあっ、ちょっと、木兎サンっ、早く入ってくださいっ、」
木兎「なんだなんだーーっ、もういきあがってんのかぁっ?!赤葦ィっ!!」
猿杙「ちょ、キャプテン...鬼っ...」
木兎「スパイク練習いくぞーーっ!!」
全員「ウッス!!」
バシッ
ナイスキー!!
バシッ
ナイスキー!!
木兎「へい!赤葦っ!!いいトスよこせよっ!!!」
赤葦「...はい。お願いします。」
バシッ!!!!
『おお...かっこいい...』
木兎「へいへいへーいっ!みた?!みたみた?!赤葦っ
今の見た?!俺の超インナースパイクっ!!!」
赤葦「はい。すごいですね...」
木兎「まっ!!まぐれだけどなあっ!!ハッハッハー!!!」