第13章 赤葦きょうだい

今年から梟谷学園高校１年生！
お兄ちゃんと同じ高校！

バレー部のマネージャー希望！
今日はその見学に行きます☆


赤葦「おーい。あおい行くよ。」
『はーいっ！』


ーー体育館にてーー

木兎「今日って、赤葦が妹連れてくんだよなっ？！」
鷲尾「たしかそのはずだが...」


赤葦「遅くなりました...」
『...？こんにちは？』

すると、後ろから...

木葉「へぇ！君が赤葦の妹ちゃんか！」

!!?

『は、はいっ』


木葉｢ははっ！わりぃっ、びっくりさせた？（笑）｣

木兎｢へいへいへーいっ！赤葦の妹～っ！！｣

びくっ、
『！！！』さっ...

おいおい、あおいちゃんびっくりしてんじゃねぇかよ...

赤葦｢木兎さん、いじめないでくださいよ...ほら、あおいあの人がキャプテンだよ？｣

『ぼ、木兎さんっ！』

木兎｢おうっ！なんだっ？！｣

『ま、マネージャー！したいっ！です！！』

木兎｢大歓迎だっ！！！よろしくなっ！！｣
木葉｢よしよし♪♪なんか、お前、妹みたい（笑）｣

赤葦｢いや、俺の妹ですから...｣

木兎｢ハッハッハー！！それにしてもおまえちっちゃいなあっ！！よし！こっちにこいっ！！｣

『？？』

ひょいっ！！

『うあ！！』
あおいは木兎に抱っこされた...ってゆーより
持ち上げられた...。

木兎｢お前、飯食ってんのかっ？！赤葦は180あんのに、小学生みたいだなっ！ハッハっ（笑）｣

『むーーっ。』ほっぺたをふくらますあおい

木兎｢お前身長いくつだっ？｣

『...ひゃく、よんじゅう、はち...』

木兎｢...148だと...。...。｣

赤葦｢？？どーかしたんですか...？｣

木兎｢おい！！赤葦！！お前の妹俺の半分しかないぞっ！！｣

赤葦｢いや、半分はありますよね。どーみても。｣

『むっ。こ、これからおーきくなるんですーーっ。』

木兎｢なあ！赤葦ｨ！！今日１日妹ちゃん、借りていいかっ？！｣

赤葦｢いじめないでくださいよ。｣

木兎｢へいへいへーいっ！｣

赤葦｢じゃ、先に練習始めてますね。｣

木兎｢おうっ！！妹ちゃんこっち！！｣