第10章 *伊達工業・二口(2)
ーー次の日の朝ーー
二口side
茂庭「おいっ、鎌先!さ、笹谷!」
笹谷「んだよ~朝から...」
茂庭「おいみろ!!あおいと、二口だきついて、手までつないでっぞ!!」
笹谷「ぶはっ!!!まじだっ!写メ!!ちょ、けーたい!!」
鎌先「んだよ、朝からうるせぇなー...」
笹谷「だってほら!!」
パシャっ!パシャッ
鎌先「...!やっぱ、よゆーあるやつには、かなわねぇわ!(笑)」
笹谷「??なんの話し??」
鎌先「ちくしょー...(笑)」
んー、うるっさいなぁ...
二口「ん~っ...あ、おはよーございます...」
笹谷「おお!起きたか!二口!お前、抱きついてねるってどーゆことだよ!できてんのか?おまえら?!」
説明めんどくせぇ、ってゆーか、鎌先さん...
二口「いや...べつに?」
茂庭「まーさーかーー。?変なことしたんじゃねぇだろーなっ!」
二口「してませんよっ(笑)」
『んー、ふぁあ、っ、おはよーです...』
二口「何寝ぼけてんだっ!ほら!部活の準備していくぞっ!」
茂庭「あ!そーじゃん!」
『う、んっ!』
コンコン
上村「失礼しますーっ。おはよーございますっ。はい、これ、みなさんの分もありますから。おにぎり食べてくださいねっ、布団とか、そのままでいーんで!」
茂庭「たすかりますっ!!あざっす!」
あおい...大丈夫かな。
鎌先「ちょ、茂庭!笹谷!アイスおごるから、ちょい、早めにいこーぜ!」
笹谷「!まーじでっ?!いくいく!じゃ、俺ら先行ってるから!また、体育館でなっ...!!」
『はいっ♪♪』
茂庭「おじゃましましたっ!今日もたのむなっ!」ポンポン
茂庭は、あおいの頭を軽く撫でて
出ていった。
『二口。おはよーっ』
二口「うん、おはよ~、何寝ぼけてんの?2回目のおはよーだぞ?(笑)」
『昨日の夜ありがとーございました...っ』
二口「もー、大丈夫かよ?」
『うん..へへへ♪♪だ、大丈夫っ、』
二口「嘘つくの下手くそかおまえ。」
『ホントは...二口と、...』
二口「ん?」
『あ、あのね...二口』
二口「うん?」
『だ、だいすき...っ』
二口「ふっ(笑)知ってるよ?ニヤ」
『え、?う、うそ、?!汗』
二口「昨日の夜中寝言でも言ってた。ニヤ」