第10章 *伊達工業・二口(2)
ーー部屋ーー
あおいside
『ふぁ、きもちよかった~...』
笹谷「ぎゃーーー!!くそぉ!もーいっかいだぼけ!」
鎌先「うけてたぁぁあつ!!」
楽しそうで何より...(笑)
『ふーたくちっ。』
二口「ん?」
『今日元気ないね?勉強そんなに嫌だった?』
二口「うん。あと、...」
鎌先「やっふぉおおお!!みたかーーっ!笹谷っ!次は茂庭のばんだーー!!」
『ん?ごめん、なに?(笑)先輩達がうるさくて...(笑)』
二口「はぁ、ちょっと、こっちきて。」
『ん?』
二口「お前がっ、...先輩のとこばっか行くから。ちょっと。ちょっとだけ!妬いたっ...」
『~っ!!//// は、はははっ、(笑)ごめんごめん♪♪』
...って!私絶対顔赤いっ!!///////
勘違いしちゃうじゃんっ。
妬いたってなによ!
はあっ、二口の隣、自分で選んだのに~
変に緊張する~~っ。
茂庭「ふぁーーっ、明日練習だから、そろそろねるかっ!」
『はいっ♪♪じゃ、電気消しますね~っ。』
パチッ
.....
二口「おやすみなさーーいっ。」
...
.....
.......
私は思ったより早く眠りについた。
と、思ったら...
モゾモゾ...
ぴとっ
誰かの腕がずっと私のお腹の上にある...
ん~くるしぃ。
誰だろ...
眠くて今にも気絶しそうなのに...
目をうっすら開ける...
すると、
?!?!
か、鎌先さん...?
寝相が悪いのかなんなのか。
自分の布団からはみ出して私の布団で寝ていた...
少しだけ目が覚めてしまった...
すると、、鎌先さんが、私に抱きついてきた。
鎌先「すーっ、すーー、.....」
『っ!!///』
ちょ、鎌先さんっ!
私が鎌先さんの腕から離れようと、二口の方によると...
鎌先さんの腕に力がはいる。
「?!」
思わず寝たふりをしてしまった...
鎌先「...あおい...、好きだよ。寝顔も可愛い...はぁ、寝てるときに、こんなのだめだよな...」
鎌先さんは寝たふりをしてる私に気づかず
軽く顎を手で持ち上げてキスをした。
『...っ!』
はっ、しまった!
鎌先さんにキスされたのにビックリして反応してしまった!