第10章 *伊達工業・二口(2)
ーーあおいの部屋ーー
鎌先side
この部屋ひろすぎだろっ、つか、部屋何個あんだよ。
部屋は2つの扉があった...
1つの扉をあけると、そこには小さいキッチンがあった。下を見ると小さい冷蔵庫。
もう1つの扉を開けると、クローゼットが沢山ある部屋だった。さすが女の子?
鎌先「あいつ贅沢してんなぁ」
『ちょ、先輩たち、なにやってるんですかっ』
茂庭「あ、わりぃ、ちょっと、興味本意でなっ」
『女の子の部屋がそんなに珍しいですか...?』
茂庭「まぁ、青根以外彼女いねぇからな(笑)」
青根「俺...彼女いるから俺は泊まれない...。」
『あ、そっか!りょーかい☆それと、これ!みなさん、好きなの飲んでください♪♪』
可愛らしいお盆の上に
コーラとオレンジジュースとカルピスとお茶を
のっけて持ってきていた。
さすが...
こんだけ家がでかいと...
茂庭「まあまあ、勉強しよーぜ!!」
『ですね!あ、それと、もー少ししたら、お手伝いさんってゆーか...パパとママがいない間いろいろしてくれる人が来るから紹介しますねっ』
出た。お金持ちの家の子。
二口「お前さ、毎日1人なわけ?」
『んー、だいたいね!まぁ、1人っていっても、お手伝いしてくれる上村さんと、前田さんって人がいるんだけどねっ。』
鎌先「2人もいんのか?」
『いや!前田さんって人はママののことがすきなだけで、ママがいる時に来ることが多い...です(笑)』
笹谷「その、上村さんと、前田さんて男?」
『はい!優しいですよ~♪♪』
鎌先「そ、それさ!変な感じにならないの?!」
『変な感じ?』
鎌先「襲われるとか!!!」
『な、なりませんよっ、...』
鎌先「ふーんっ、」
俺がお手伝いさんってゆー仕事したらあおいとかすぐ襲う...(笑)
笹谷「なんか、鎌っち、ニヤニヤしてるけど?」
コンコン
『あ、上村さんっ、』
ガチャ
上村「あおいちゃん、おはよ、今日はやいね?」ナデナデ
...??
『んー、部活のお勉強会です♪♪』
上村「それなら、連絡してくれれば良かったのに~。あ、どーも、上村です!なんかあったら呼んでくださいね~!」
なんか、想像してたのと違うな...
『明日の朝まで一緒で、お昼の部活にみんなで行きます♪♪』