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ハイキュー!!<短編・中編・長編>

第71章 誕生祭


まぁ、梟谷学園高校と音駒高校の男子バレー部の為に最初は作られたみたいだけど。


4LDK


広め。


二階建てで

1階には、うるさい木兎さん

2階は俺と黒尾さん。


あと1部屋はもともと、音駒高校の灰羽リエーフが来る予定だった。

だから一応色々ある。


ベット
クローゼット

テレビ
本棚


まぁ、こんなもん。




基本、ここに連れ込むときは全員がOKでなければいけない。


俺の彼女は宮城県の烏野高校男子バレー部のマネージャーだ。

木兎さんも、黒尾さんも知っているし、
仲がいい。


そんな彼女との出会いは


初めての合同練習のときだ。


彼女が体育館に入ってきて挨拶を交わした。


彼女は俺を見て目を丸くしながら、瞬きをしていた。


俺はその時はじめて、自分が一目惚れされた。

って、分かった。



なんだろう?



カン?




でも、彼女は1日目の合同練習では

そんな雰囲気を、出すこともなく...


やる時はやる人なのかな、と

密かに考えていた。


練習も終わり夜がやってきた。





1日目の夜が始まる。




お風呂上り。




特に話したわけではない。


歩きながら濡れた髪の毛を
タオルでくしゃくしゃと拭いている彼女に会った。


ふふっ、

と、柔らかく微笑んだ彼女。


可愛らしい。


グレーの大きめのフード付きパーカーを着ていて。

一目見ただけなのに。


その一目で

全てを手に入れたくなった。



俺は一目惚れされた側なのに、俺が焦らされてるみたいで。



日向「あおいーっ!ははっ!髪濡れてんぞっ、もっとふかないと!」

月島「ちょっと、そこの小さいの。邪魔なんだけど。」

日向「なんだとーー!」

影山「うるっせぇ!つか、てめぇも、髪濡れてんじゃねぇか!ぼけ!」

月島「バカは風邪ひかないからねぇ。」

日向「はぁっ?なんだとーー!」

澤村「お前らうるさい!」

『ふふふっ、(笑)』

月島「ほら、髪。ふいてあげる。後ろ向いて」

『ん。』

月島「あおいは、バカじゃないから。風邪...引かれたらこまる。」

『引かないよ?月島のほーが、風邪引かれたらこまる。』

月島「なんで?」

『おっきーから、』

月島「ぷっ、なにそれ、(笑)」クスッ
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