第70章 俺だって男ですけど。
赤葦「いや、そんなんじゃないよ。」
『よかった...』ホッ...
赤葦「ねぇ。」
赤葦さんが、私の頭に手を回す。
手のひらで軽く押さえつける。
ちゅ、。
『...んっ、、...。』
赤葦「ばか。」
『え!』
赤葦「...。」
『あ、赤葦さんは、なんで、ちゅ、ちゅー、してくれるんですか...、?』
赤葦「好きだから。」
『...。』
赤葦「なに、その、信用してない顔。」
『...遊ばれてるのかと思った...です、』
赤葦「んー。さぁ?」
『!!!っ、』
赤葦「うそ。好きだよ。」
『むぅっ、、!』
赤葦「本当は木兎さんも、黒尾さんも直井さんも、メンドクサイって思ってる。敵が多すぎてたまに、本気で手ぇ出しそうになる。」
『...!』
赤葦「なに顔赤くしてんの?」
『だ、だって!』
赤葦「いまから続きしたいけど。合宿所戻んないとね。ほら。立って。」
『んー、、。』
赤葦「みんなの前ではできないから。」
ちゅ。
上から降ってくる。
赤葦さんの愛。
ポーカーフェイス。
照れてんのか、なんなのか、
いつもと変わらない顔。
それに私の調子は狂ってく。
木兎「あーかーあーーしぃいいっ!!どーこー?!」
赤葦「はぁ...。ここです。戻りますよ。」
木兎「あ、あおい〜っ」ニヤニヤ
『な、なんですかっ、』
木兎「なんでもねっ!うひひっ、」
『〜っ、!』
絶対バカにしてるっ、、!!!
ふんっ、
直井「!、やっときた!おっせぇよ!ばか!」
赤葦「すみません。」
『ま、まってたんですか?!』
直井「ま、まぁ。どーせ、体育館しめなきゃだし。」
『あ、そっか、ごめんなさいっ、』
直井「おう、、よしっ、!!合宿所いくかっ!」
木兎「あおい!いこーぜ!!!」
ぐいっ!!!!
『わっ、!!!ちょ、ぼ、木兎さ、っ!!』