第70章 俺だって男ですけど。
夜久「直井さん、あおいって、もうレギュラー入りしてんの?」
直井「あぁ、8番だ!」
夜久「8番?」
直井「バスケは4番のキャプテンから始まる。」
夜久「うん、」
直井「他の番号に意味が無いわけじゃない」
夜久「意味あるの?」
直井「4番はキャプテンでありチームの『要』。5番は副キャプテン。だれよりも『努』力する者である。6番は、チームが辛い時、いかなる時でもつねに『笑』顔である強さ。7番はチャンスを掴み『取』る。8番は『魅』せる。9番は『必』勝。10番はチームを『繋』ぐ。」
夜久「へぇ。8番。魅せる?」
直井「チームの華だな!(笑)」
夜久「そーっすね!」
直井「よし!今日はここまで!ストレッチして上がれ!」
全員「うっすっ、!」
木兎「あおいは危ないから、そんな重いモンもたなくていいのっ!」
『コーンくらい持てますよ...。』
木葉「ははっ!木兎は過保護だなぁ(笑)」
猿杙「そーそーっ、カワイイ子には目がない木兎クンッ(笑)」
木兎「はあっ!俺はあおいだけだっつーの!」チラッ
『はいはい、(笑)』
木兎「もぉおっ、ほんとなんだからねっ?!」
木葉「...。なんか、浮気した彼氏が謝ってるみたい。(笑)」
猿杙「うん、わかる。」
赤葦「木兎さん、わかりましたから、早くこれ元の場所に戻してきてください。」
木兎「ほいほーいっ、、」
片付けをしてる時に思う。
一日って終わっちゃうの早いなぁ。
って、
そしたら、もう少し次の日をちゃんとしよう!って思える。
自分だけの反省時間。
悩み事なさそうってよく言われる。
意外と考えてるのに〜っ...。
むう。
今日だって、
赤葦さんに、赤葦さんに〜〜っ、
ちゅーされたし...
黒尾さんに壁ドン?されるし
みんなしてなんなの...。
直井「おーい、あおい〜?」
『あぅ、っ、はいっ、?』
直井「ほら、行くぞ!」
『はぁい、あ、リュック!先に行っててください!走って追いつきます!』
ええっと、
リュックは、たしか、部室に...
ん?
電気ついてる?
ガチャ...
赤葦「!!!!」
木兎「!?!!?」