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ハイキュー!!<短編・中編・長編>

第68章 及川の奥さん美人らしいよ


及川「いやいや!!まだおわってないからっ!!」



1年後俺達は青葉城西高校を卒業した。


キラキラしたあの時代を胸に秘めて。


そして、

彼女は県内のトップ企業に就職した。


俺は東京の大学に進学してバレーを続けた。


ほとんど会えない2年目。


そして3年、4年と過ぎてゆく。



君は今どうしていますか?



女子「ねー!及川くんっ!遊びに行こっ?」

及川「あぁ、ごめんね!俺、彼女いるんだ!(笑)」

女子「ほんとに〜?(笑)」

及川「うん!」

あれ?俺達ってまだ続いてるよな?


おわってないよね?




俺の進学した大学は3年制の
スポーツ学科は全寮制だ。



もうすぐ離れて三年が経つ。










そして、






ついに、就活だ。




就職活動ほど怖いものはないと聞いていたが










大学に進学する前に決めていたことがある。




彼女が宮城で就職をしたら、俺も絶対宮城で就職する!



だから、彼女と同じ所へ行くことにした。









迷いはなかった。








試験日…







面接には自信があるはずなのに。




会場に入ると



試合では味わったことのない緊張感が俺を襲う。







カツン…ッ、カツン…ッ。




『お久しぶり。』



及川「!!!!!!あおい?」



え?あおいだよね?




高校の時から、美人だったけど…



やっぱり、びっくりするほど美人だ。



色気やらなんやら…



そんな問題では収まらない。




『うん、彼女の顔をわすれちゃった?』クスクス


及川「いや、また綺麗になったね。びっくりした。」


『及川もかっこよくなったね。試験頑張って。』




男「あ、あの、試験会場はこちらでよかったでしょうか
!?」

『ご案内致します。』ニコッ

男「っ!」

『そんなに緊張しないでください、?(笑)』

男「は、はいっ、」




あぁ、あれが営業スマイルだとわかっていても妬ける。


いったい、この会社にいる男が何人あおいの虜なのだろうか。


いかがわしい視線で見てるのを想像するだけで


苛立ちがつのる。



あぁ、




あおいが言った通りだよ。


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