第63章 アカアシ彼女
赤葦「はい、タオル。手、ふいて。」
『は、はい、、。』
赤葦「ここに座って。」
『はい、っ、』
え、なになに、?
お、怒られる?
私何かしたっけ、、?
私は赤葦さんの目の前の部室の椅子に座らせられている。
赤葦「1,マネージャーが心配かけない」
『…!』
赤葦「2,1人で頑張りすぎない」
『う"っ、、』
赤葦「最後に。」
『…?』
赤葦「俺に嘘ついてもバレます。」
『…//』
きゅん、、
赤葦「わかった?」
『は、はい、、。』
赤葦「心配過ぎて目が離せなくなるから。」
『赤葦さんって、優しいですね…!』
赤葦「そう?」
『〜っ、、。』
やっぱり、赤葦さんには、これが普通なんだ
なんて、考えながらすこし、落ち込む。
赤葦「…。」
『??』
赤葦さんが、真顔でこっちをみてる。
なんか…ついてる?
かな?
赤葦「なわけないでしょ。」クスッ
『??』
赤葦「誰にでもこんな優しくするわけないでしょ。」
『!!!!』
赤葦「期待してる?」ニヤ
『?!!!』
ぶんぶんっと、横に首をふる。
赤葦「そんなに否定しなくても。」
『…き、期待しちゃうんで、やめてください…//』
赤葦「ん。期待していいよ。」
『…?』
…?
赤葦「…。」
ぐいっ、
ちゅ、
『!!!!』
赤葦「好き。」
『〜っ、/////』
赤葦「…。わかりやすい。」
『赤葦さん…/////』
赤葦「はい?」
『よ。よろしく、、お願いします…///』
赤葦「うん。好きって言ってくれないのかな?」
『すきです…』
赤葦「よくできました。」
顔を真っ赤にする彼女。
早く自分のものだけにしたい。
彼女の笑顔は俺を焦らせる。
『赤葦さん、好きです!』
赤葦「…っ、///わかってるから…。」
ポーカーフェイスのてれ顔。
可愛い。
『ふふっ、』
赤葦「でも、赤葦さん、って呼ぶのはやめて」
『京治さん…っ、』
赤葦「下の名前知ってたんだ?」
『…?知ってますよっ、』
赤葦「知られてないと思ってた…。」