第63章 アカアシ彼女
猿杙「へぇ!ははっ、小見より普通に大きい!(笑)」
木兎「だぁぁあっ!お前らずるいぞ!!俺も質問する!!!」
木葉&猿杙「「どーぞどーぞ。」」
木兎「たいじゅーなんきろっ?」
木葉&猿杙
((なぜそれを聞いた!!!))
『え、っと…?』
赤葦「木兎さん、女の子に体重を聞くのはどうかと。」
木兎「それは、一般の人だろ?!コイツどっからどー見てもほせぇし!言わないとか、ありえないじゃんっ!」
木葉&猿杙
((意味わからん!!!))
赤葦「つまり、細いから体重くらい公開できるだろ?と。」
木葉&猿杙
((アイツすげぇ!!!))
木兎「そーそっ!」
『ん、、っと、。?』
赤葦「…。まあ、普通いい言いたくありませんよね。木兎さんだけに教えてあげてもらっていいですか?」
『それだったら…!』
ごにょごにょ…
木兎「はぁ?!48?!お前食ってんのか?!え!生きてるかっ?!」
『…!!』ビクッ
赤葦「…。」
木葉&猿杙
((やらかすと思った!!))
赤葦「すみません。許してあげてください…。」
『え、あ!はいっ、大丈夫です…っ!』
少し顔を赤らめる彼女。
後輩独特の守ってあげたくなる雰囲気とは
まさにこれのことだろう。
木兎「あ!!!」
赤葦「!?」
木葉&猿杙
((ま、まさか?))
木兎「彼氏いんの?!」
木葉&猿杙
((言いおった!!!))
木葉
(答えによっては自爆だぞ!!)
猿杙
(頼むぞ〜…)
『いないですよ…!』
木兎「まじでっ!!!?」
木葉&猿杙
((よ、よかったぁ…。))
赤葦「ほら、木兎さん、練習始めますよ。」
木兎「おうっ!!!っしゃぁあ!!やるかぁっ!!」
彼女に彼氏がいないと知ったせいか
いつもより声を張り上げる木兎さん。
ホント単純。
それから数ヶ月して、彼女と俺は
付き合うことになった。
ただ俺が惚れただけ。
木兎さんからかばってるうちに
目が離せなくなって。
木兎さんには悪いと思ったけど。
気持ちは変わらなかった。