第62章 強引ワルフザケ
そんなある日
夜中3時
[あおいサン起きてますか?]
[起きてるよ!どーしたの?]
[いや、友達の家でお泊まり会してるんっすけど。]
[いいな〜☆]
[友達が寝て暇なんで、ドライブ連れていってください]
[なにいってんの!(笑)いま、3時よ?(笑)]
[しってますよ?]
[もぉ、そんなに、あおいに会いたいの〜?(笑)]
[うん、会いたい]
[うそつけっ、(笑)]
[早く迎えに来てね?(^з^)-☆]
[あおい先輩は、ベットからでたくないんだ。]
[そんなの知らなーい。ほら、はやくきて?]
[うぅ、大好きだからゆるしてね♡]
なーんて、
[いやです。]
[大好きじゃ足りない?愛してる♡♡]
意外と本心。
[だめ、きて。]
[も〜、ばか、いま、黒尾くんが私のこと好きすぎて困ってるなう♡]
[素敵な勘違い(笑)いいから、早く来い。もー、外いる。さむい。]
[はー!ばか?!ばかなのかっ!?]
[だって、こーしないと、きてくれないでしょ?]
[ばか、]
[きてくれないの?]
[ばか。]
[まだ、?ほら早くベットからでて?]
[ねぇ、何してるの?]
[おーい!]
[あたしもさむい、]
[www]
[なんだかんだで、きてくれるよね。]
[ばか]
[駅で待ってる。]
…
ほんっと、強引。
私の悪ふざけも敵わない。
むかつくやつ。
少しだけ車を飛ばして黒尾くんのところへ行く。
なんで。
かな、
べつに、なんでもないんだけど、
スウェット生地のワンピース。
外は寒いって知ってるのに。
すこし、可愛げなシンプルな
スウェットワンピース。
20分たつころ。
私は彼の前についた。
『おまたせ?さむかった?』
黒尾「んー、さむかった。」
『ごめんごめん、じゃあ、どこに行きたい?』
黒尾「あの山。」
『はいはい、じゃ、シートベルトしてね?』
黒尾「はーーい」
それから私たちはたわいもない話をして時間を過ごした。