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ハイキュー!!<短編・中編・長編>

第57章 スケット彼女


監督「作並。まずは、レシーブを教えてやれ。」



作並「はいっ!」


監督「そして、茂庭。お前はトスを教えてやれ。」


茂庭「??軽く?ですか?」


監督「いや、ガッツリ。」


茂庭「初心者にセッターは厳しいかと思うんですが…」


監督「それはどうかな。まぁ、教えてやれ。お前のすべてを。」


茂庭「はぁ。」


監督「もしかしたら黄金川を超えるかもなぁ!はっはっは!」




うっわ、監督が御機嫌だ。




監督あーみえて、若い子好きだからなぁ。




はぁ、、









作並「じゃあ、レシーブおし…」






『あ、あの!!!』



青根「?」



『思いっきり!!!打ってください!!!!私に!』




青根「だめ。怪我する。」




『いや、試合でどっちみち体験するんで、怪我するなら先にします!』ニッ





監督「ほぉ、青根。1回やってやれ。べつに、コイツをめがけて打たなくていい。宮本。飛びついて拾え。」



『うっす!』





こい。





こい、こい、






こい。







青根「…。1回だけ…」



彼女が立ったのはコートの左側。





右側の端っこを狙えば追いつくはずもないし。




当たることもない。









よし。













二口「ははっ!ばれーなめてんの?いい度胸じゃん(笑)気に入った!(笑)青根ー。思いっきりいけよ〜。」






青根は決意したように






茂庭さんにボールをあずけて





スパイクの助走にはいる。









…!!!!








バシィッ!!!!!








すごいと音と共に。

















どぱっ、













!!!!!!!?!?!






監督「ほぉ!!」


二口「げ、、まじかよ…。」





彼女のレシーブは



綺麗にセッターの位置。





作並「わあ!!あおいちゃんすごいねっ!僕より出来るんじゃないっ!!」



『〜っ!!やばい?!すごい?!ねっ、ね、どう?!』



二口「いや、すごいってもんじゃねぇよ!(笑)」




青根「…。すごかった。痛くなかった?」



『いや!めっちゃ、ビビりました!!』

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