第55章 クロオcouple

木兎「あーかーあーしー。あーそぼっ！」


赤葦「いや、見ての通り今起きました。」


木兎「お前んちでいい！」

赤葦「そーですか。じゃーどーぞ。」






ドカドカと上がっていく木兎。

黒尾「おじゃましまーす、」


『…。』


赤葦「あぁ、もしかして、あおいさんも突撃された感じですか？」


『うん。』



赤葦「お互い苦労しますね。」


『ほんとに。』














4人でたわいのない話をして、



笑って…






木兎「あ！！」





黒尾「？」


木兎「そーいや、気になったんだけど！その58ってなに？」



『？？あぁ、これ？』




木兎は私と黒尾の袖に書いてある58という番号が気になっていたらしい。





黒尾「２人で考えた。」


『うん。』


黒尾「ペアルックとか恥ずかしくて私服とか、ね、くそだって、言うから。練習着にした。」


『そこまでいってないですよ〜』

赤葦「58に意味あるんですか？」




黒尾「『ゴッドハンド』」



木兎「？ゴッドハンド？神の手？！かっけぇええ！！！でも、黒尾が言うとえろいっ！！」


黒尾「俺、セクシー男優だから。」

そういって、片手をセクシーに見せつける。


『私の彼氏男優なんだって、どうしよう、赤葦。』


赤葦「引きます。」


『だよね。』


赤葦「はい。で、本当はどういう意味なんですか？」

『ん？ゴッドハンドだよ？2人ともウィングスパイカーだから。』

赤葦「なるほど。」

黒尾「まぁ、どっちかってゆーと、俺はブロッカーっつー意味のゴッドハンドで、コイツがアタッカーっつー意味のゴッドハンドだけどな！」


木兎「なんかいいなぁあっ！！！」


黒尾「だろ？俺はゴットフィンガーだから、指だけでもあおいちゃん満足させられるんだけどねっ！」ﾆﾔ


『…。』

赤葦「あおいさん、大変そうですね。」

『まったくです。』


木兎「なぁ！俺らもしよっ！！！ねっ！赤葦！！」

赤葦「いやです。てゆーか、男同士とか、ほんと引きます。」


木兎「うぅ、、た、たまにはノッてきてよぉ、赤葦ぃ〜。」


赤葦「むりです。」


黒尾「じゃあ、４人でなんかすっか？」


木兎「！！！！したい！！！」


黒尾「58以外なっ！」